2022大会テーマ『RAPID REACT』

2022大会テーマ『RAPID REACT』について

2022 FIRST Robotics Competition RAPID REACT Game Animation

「RAPID REACT」(提供: ボーイング社)では、2つのALLIANCE(同盟を組んだチーム)がCARGOというボールの処理を競い合います。

 CARGO

各ALLIANCEには、赤か青のCARGOが割り当てられ、割り当てられた色のCARGOを回収、HUB(下記写真の中央)に入れて得点します。

Human playerと呼ばれる各チームのメンバーの中から選出された人は、自分のTERMINAL(下記写真の手前と奥)からCARGOの回収と得点の獲得をサポートします。

試合の最後には、ロボットはHangar(下記写真の左端と右端)にぶらさがり、輸送に備えます。

ステージの全体図

このゲームの注目ポイント

最初の15秒間の自動制御

最初の15秒間は、自動制御で動作します。

ここでのポイントは、最初にロボットに積まれる1つのCARGOをHUBに入れた後、他のCARGOをどれだけ追加で入れられるかです。

CARGOをHUBの上部か下部に入れる

自動制御が終わると、手動制御に移ります。

手動制御ではHUB(下記写真のポイントが書いてある部分)にCARGOを入れていきます。

HUBにCARGOを入れるロボット

Upper HUB(上部の2ptと書かれたカゴ)に入れるにはCARGOを上に飛ばす必要があるため、難易度が高いです。

Hangarにぶら下がる

輸送をするため、試合の最後ロボットはHangarにぶら下がらなければなりません。

このミッションは最も難易度が高く、多くのポイントを得るには、Hangarを渡っていかなければなりません。

Hangerにぶら下がるロボット

また、ロボットの重量は50㎏前後あるので、ぶら下がるだけでもとても難しいです。

私たちのチームでは、これらのミッションをクリアするためのロボット、黒桜(くろう)を製作しました。

黒桜の制作日記はこちらから