プロジェクトを知る
私は今年の8月からさくてんメンバーとして活動している波田野 奏(はたのかなで)です!
新人の若々しい感じなどはなく、既に高校2年生で、活動できる最後のシーズンとなってしまっていましたが、さくてんのハード部門の一人として、邁進していきたいと思っています。
そんな思いを抱えてさくてんに入り、ハード部門で行われるミーティングに参加すると、そこでは「オフシーズンロボット」の設計の話し合いが行われていました。過去のゲームルールに則ったロボットを実際に作ってみるという、何ともわくわくするプロジェクトに初めて参加できて、とても楽しかったです。そしてその際、私はオフシーズンロボットにおける「後ろ足」の設計を任されました。それから三ヶ月経った今ですが、私は未だにこれを完成させることが出来ていません。今回は私の失敗の変遷をお話させていただきます。
第一案 長方形を軸にする
この設計は、私がやるべきことの指示を受けてから初めての仕事になります。右も左もわからないままに、一週間で設計させたロボット(だと思っている物)です。
これをハード部門の会議に出した時、しこたま怒られました。「なんでこれミスミの部品で作ってないの?」「これで完成?」
悲しかった。一生懸命作ったのに… 今度はミスミの部品で3Dモデリングする方法を教わって再挑戦!!
第二案 先輩の物を真似して作る
2つ目!ようやくミスミの部品の使い方がわかったので、長方形でできた足の土台をかっこよく作れることが出来ました。アルミフレーム同士をつなげる部品も取り入れたし、もう非の打ちどころなどないだろうと思い、ハード部の会議で発表!すると…
「なんかおかしくね?」
どこがだよ!!完璧だろ!! と思っていると、確かにこのままだと動く部分と動かない部分の摩擦を軽減するベアリングのかみ合わせが悪い気もする。メンターのDanielさんが丁寧に教えてくれた。20時から21時の予定のミーティングが、10時まで伸びても、どうすればいいのかは決まらなかった。
三度目ぇぇぇぇ!!!!
Danielさんと話して、「これならいけるっ!」と思ったロボットだ。誰のものも真似していない。だからこそ、部品も自分で探さなくてはならない。だからこそ、楽しい。
おわりに
結局、設計に時間がかかりすぎてこのロボットを作ることは出来なかった。三度目の設計が終わった時には、年末で普段活動している千葉工大に、荷物を届けてもらうことができなかったのだ。新年、2025年1月5日の早朝に、2025年のFRCがKickoffした。これからはFRC本番に向けて、この経験を糧に設計に挑んでいきたい!
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