ロボットコンテストチームに参加した
K.Iくんの話

中学3年生の私は、SAKURA Tempestaというロボットコンテストチームに参加する前、コミュニケーションがとても苦手で、部活や課外活動に対してやる気もなく、自信もありませんでした。
親に勧められたことと、プログラミングやロボットに興味があったため、思い切ってこのチームに参加することにしました。
学年も学校も違うメンバーたちと顔を合わせるのは初めてのことで、何を話していいのか分からず、ただ黙っているだけでした。
でも、チームのメンバーはとてもフレンドリーで、私を温かく迎えてくれました。
活動場所へ通うたびに少しずつ分かることが増え、周囲の人たちとも話しやすくなり、徐々に自信がついてきました。
私の担当はプログラミングでした。
ロボットの動きを制御するためのコードを書くことは初めての経験で、わからないことが沢山ありましたが、メンターの方に教えてもらいながら試行錯誤した結果、徐々に自信を持てるようになりました。
大会に向けて努力を重ね、初めての大会では世界大会に出場することはできませんでしたが、栄誉ある賞を頂き、大きな達成感を得ました。
製作期間中、作業が遅くまで続くこともありましたが、メンバーと過ごす時間はとても充実していました。
この経験を通じて、プログラミングのスキルが向上し、チーム内で頼られる存在になれたことが自信につながりました。
企業訪問などを通じて、メールの書き方やプレゼンの仕方、プログラミングや工具の扱い方など、学校では学べない様々な技能を身につけることができました。
SAKURA Tempestaは多くのやりがいや楽しさを感じられる場であり、自分の成長を実感できる素晴らしい環境でした。
これからも、この経験を糧にして、どんな困難にも立ち向かっていきたいと思います。
