3/24、ハワイ4日目はQualificationです。昨日の練習とは違ってQualificationでの成績によって大会に参加しているチームが順位付けされます。その順位によって5日目の決勝での運命が変わってきちゃいます!!朝は開会式から始まります。参加チームの国歌を流してもらい、日本の国歌が流れたときはなんだかうれしかったです。今年参加したチームは37。決勝に進めるのは24チーム。会場にいる全チームが本気でロボットで戦い合いとても盛り上がる一日となりました。
試合中は、コーチ1人、テクニシャン1人、ドライバー2人、ヒューマンプレイヤー1人の最大5人がゲームに介入します。
コーチは試合全体を見てドライバーへの指示出し、テクニシャンは試合直前のロボットの整備、ドライバーはロボットの操縦、ヒューマンプレイヤーはフィールドへのゲームピースの投入を担当します。
試合の前には同じAllianceの他の2チームとそれぞれのロボットのできることを確認して、試合中の動きを打ち合わせます。今年のルールは特に得点要素の比重が重く、他チームとの連携が重要でした。そして特にQualificationでは試合ごとにAllianceを組むチームが変わるため、すべての試合の前に他チームと打ち合わせをしなければならず、各チームのドライバーは試合準備の合間にチーム間を奔走していました。
他チームとの連携はもちろん、チーム内でのドライブチームの連携も必要です。
私たちのチームのドライバーは、2人のうち1人がドライブベースとインテイク、もう1人がアームの操作を担当します。その2人がよく連携して操作しないと、うまく得点できません。2人の間で試合ごとにすり合わせをしながら、連携を深めていきました。
また、ヒューマンプレイヤーとドライバーも双方向にコミュニケーションをとる必要がありましたが、試合中は声の届かない位置にいたので、事前にハンドサインを決めてコミュニケーションをとりました。
Qualification1日目は8試合に出て28位と厳しい順位で終わってしまったので、決勝に進めるかどうかは次に日の残した4試合にかかっています!
ゲームに本気になっている大型ロボット同士のぶつかり合いは想定していたよりもずっと大きな衝撃で、試合中に春桜のインテイクが何度か故障しました。その都度その場で可能な限りの応急処置をして試合に望みましたが、本調子ではない部分もありました。ホテルに戻り、翌日までにしっかり補修をします!
また、この日はImpact Awardのインタビューもありました。前日一緒に練習を行ったHawaiian Kidsのメンバーは本番当日も最後まで練習に付き合ってくれました。3日目にもらったアドバイスからどうやったら審査員にサクラテンペスタの活動が良く伝わるか夜遅くまで3人で話し合い、スクリプトの直前変更も行いました。特にプレゼン後の質疑応答には力を入れてリハーサルをしました。
本番では緊張しながらも去年より確実にレベルアップしたサクラテンペスタを見せられました!
今回メンバーで出来る限りのことは尽くせたと思います。練習に付き合ってくださったメンターの皆さんには本当に感謝しています。
ですが、準備時間の確保や第二言語としての英語の壁などこれから賞をとっていくための課題は多くあります。今回の大会での反省も忘れずに来年も頑張っていきたいです。
さて、今大会でのAwardメンバーの大仕事はいったんおしまいです。あとはピットに来る審査員に追いアピールをし、大会最後の授賞式での結果を祈るだけです!
帰りのバスでは何人かのメンバーが力尽きていました。。。(実は行きでも) 国外に出て大会に出るというのはとても体力が必要なことです。渡航メンバーは本当にお疲れ様でした!
ホテルに戻った後は元気が残った組でモールのフードコートに夜ご飯を食べに行きました。同じホテルに泊まっていた東京拠点のSAZANKA Roboticsのメンバーさんたちも一緒に行きました。ハワイならではのポキ丼美味しかったです!
残すところあと1日。最終日までFIRST Robotics Competitionは激アツです!!
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