午後はAlliance Selectionです!ここでPlayoff(本選)に出られるかが確定します。
さて、もっと詳しく試合の流れやFRCの特有のルールなどを知りたい方は、ぜひこちらをご覧ください!
選ばれるか?!ドキドキのAlliance Selection
最後のQualification(予選)が終わって間もなくして、Alliance selectionが始まりました。Alliance Selectionとは、予選でのトップ8チームが他2チームを選んで、本選に出るためのAllianceという陣営を組むことです。13位だった私たちは、選ばれる側として、いつ名前が呼ばれるか、呼んでもらえるのか、ドキドキしていました。

レベルの高い51チームの中で、13位という順位はさくてん史上でも高く、これは本選出場なるか?!と期待が膨らんでいた部分もありました。ところが、いつまで経っても名前が呼ばれません。最後のチームになったときも、私たちのチームが呼ばれることはありませんでした。不覚にも期待が膨らんでいた中、呼ばれることができなくて、少ししょんぼりしてしまいました。。。
ですが、私はやり切った、という気持ちもありました。今回のミネソタの地区大会はどのチームも強く、レベルの高いロボットがたくさんありました。そんななかで、日本チームの私たちが戦うことができたのが、とてもうれしかったです。本選には出られなかったけど、私たちの全力を出し切ることができました!
さくてん、Backup pool で生き返る
ところが、ここで私たちのロボット大会は終了かと思いきや、私たちにはチャンスが訪れました。FRCにはBackup poolという制度があり、Alliance selectionで選ばれなかったチームは、ランキングが一番高いところから順に、本選に出場したチームのロボットが壊れた時の代役として入ることがあります。そして、私たちは13位だったため、Backup poolの中で一番ランクが高かったのです。

すると、本選の途中で、さくてんがあるAllianceから声がかかりました。代役として、試合にでてくれ、とのことでした。私たちはもう試合することはないと思っていたので、もう一度試合ができることになり、本当にうれしかったです。頑張るしかない!と意気込んで試合に挑みました。私もなんと、この試合でコーチをやりました。ドライバーと一緒にあーもっと右!一旦引こう、とか話し合うのが緊張感もあり、とても楽しかったです。コーチは周りを見て、ドライバーに指示をする役割なので難しかったですが、試合を新たな視点から見られた気がしました。残念ながら、この試合、私たちは負けてしまいました。。。ですが、私たちの任されたディフェンスを全うすることができました!もうないと思っていた試合がまたできて、本当にうれしかったです。

かっこよすぎ!ファイナリストたち
決勝戦でも勝ち残った最後の2チームによるFinalは、本当に白熱した戦いでした。かっこよかった、、、私の推しチームであるインドの8570というチームが入っているAllianceが優勝したのです!どのロボットも、本当にかっこよかったです。私たちももっと強いロボットを作りたい、もっと戦いたい、と熱くなりました。(笑)

運命の受賞式ー開幕ー
そして大会は終わり、いよいよ表彰の時間となりました。私たちはロボットでは本選にいけなかったものの、まだAward部門での表彰が残っていました。果たして私たちはAwardを受賞することができるのか?ドキドキハラハラの会場で、私たちチームは待っていました。。。そして、Engineering Inspiration Awardの発表の時、私たちSAKURA Tempestaの名前が呼ばれたのです!全員で飛び上がり、叫び、歓喜の声を上げて前のステージに走りだしました。このAwardは、私たちチームの日頃の活動やそれが自分たちの周りに与えた影響を評価した賞になっています。これを受賞できたこと、本当に光栄です!
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