私たちSAKURA TempestaはNPO法人サクラテンペスタに所属し、中高生メインでFRCとFTCという世界最大級のロボットコンテストに出場しているロボコンチームです!
SAKURA Tempestaでは、ロボコンで世界一を目指しそこで培った技術を地域社会への貢献や、中高生向けのワークショップの開催などに生かし、ロボットやプログラミングに興味を持ってくれる中高生を増やす活動をしています。
私たちの活動は主に「ロボット製作」「チーム運営」「アウトリーチ活動」の3つに分けられますが、そのほとんどを中高生のみで行っています。
また、10校以上から集まっているメンバーのほとんどは、ロボット製作やプログラミングの経験はもちろん、企業訪問などの経験もありませんが、チームでの活動を通してそのスキル・経験を身につけていきます。
About Us
STEAMを楽しみ、広める!
- STEAM: Science, Technology, Engineering, Art, and Mathematics (科学、技術、エンジニアリング、芸術・教養、数学)の略称。理系分野の知識を身に着けるだけでなく、それをもって新たな変化を生み出していく必要があるため、創造性という面でもArt(芸術・リベラルアーツ)が含まれています。
SAKURA Tempesta の活動
《ロボット製作》
Building Season と呼ばれる1月の第1土曜日から3月初旬までの製作期間に私たちは重さ約50~60kg、高さ1m~のロボットを製作します。
前年のFRCの世界大会にて公表されるテーマに合わせて、毎年ゲーム内容が変わり、ルールが1月の第1土曜日に発表されます。
私たちはまず英語で発表されるルールブックの和訳から初め、約2ヶ月のうちに設計、プログラミング、ドライバー練習を行い、そして3月中旬までにロボットの輸送を完了します。
《チーム運営》
チーム運営には毎年約250万円もの資金が必要になります。
SAKURA Tempesta では、これらの必要資金をメンターの方々の助言を受けながら、企業訪問やクラウドファンディング等を行い、メンバーである中高生が集めます。
また、FRCやSAKURA Tempesta認知のための広報活動や、チーム説明会など運営面のほぼ全てを中高生が行います。
《アウトリーチ活動》
設立当初より、私達は主にSTEAM教育普及のために様々なアウトリーチ活動を行ってきました。ただ、アウトリーチ活動にはそれ以外にも地域により貢献するための活動や一般的なボランティア活動なども幅広く含まれています。例として、SAKURA Tempestaでは、パートナー企業と共同で幼稚園児から大人まで幅広い年齢層の方々を対象として無料の工学系のワークショップを行ったり、Maker Faire Tokyoなどの大型イベントや中学校、高校での文化祭等にて出展やプレゼンをしたりしています。
男女間の差別による教育機会の差を改善していくことに近年特に力を入れており、その努力が認められ、2019年にはノーベル平和賞を当時最年少で受賞されたマララ・ユスフザイ氏、そして日本初の女性宇宙飛行士として知られる向井千秋さんと対談をさせて頂いたり、マララ財団を通してYouTubeエピソードや記事を配信させて頂くこともできました。
メンバー・メンター募集
中学生、高校生で私達のチームに参加したいという方を定期的に募集しております。
また、技術的な支援を始めとしたメンターの方も募集しております。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
チームビデオ
SAKURA Tempestaの沿革
SAKURA Tempestaは現在活動中のFRC・FTCチームの中で、一番長い歴史を持っています。この7年を経て、たくさんの中高生が活動を続けています。
2017年 SAKURA Tempesta 設立
2018年 初大会出場・初世界大会出場
2019年 世界大会出場
2021年 NPO法人サクラテンペスタ設立(NPO法人化)
2022年 Disney+の「More Than Robots」に出演
2024年 現在